移動動物園がやってきました!子どもたちのアレルギーへの配慮

こども園看護師
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 先日、園行事のビッグイベント、移動動物園がありました!

ひつじ、ポニー、リクガメ、うさぎ、ワラビー、ミーアキャット、モルモットにうさぎ。

ガチョウ、アヒル、にわとりなど20種類ほどの動物が園に来てくれました。

ポニーと少女

当日の朝は、子どもたち大興奮!

登園時間のころには、大きなトラックが3台来て準備が始まっているので、保護者もなかなかのハイテンション🎵

移動動物園では、各学年、時間を分けて触れ合います。

餌やり、抱っこ、記念撮影。

思い思いに、自分の好きな動物と楽しむことができました。

うさぎコスプレの赤ちゃん

毎年のことですが、保健室として注意するのは、動物アレルギーの園児。

もともと保護者から聞き取りできている子は、事前に担任と情報共有して保護者にどこまで参加するのかを確認してもらいます。

また、必要であれば症状が出たときの対応や薬などがあれば、保護者、担任と打ち合わせておきます。

今年は、犬アレルギー 3名鳥アレルギー2名不明(検査未)だけどアレルギー症状が出る 5名の事前把握でした。

保護者との相談で、「マスクをして見学」の子が2名いましたが、そのほかの子たちは「たぶん大丈夫です」という保護者の見解(?)のもと、普通に参加してもらいました。

保護者が「大丈夫」というアレルギーの子たちにも、先生方が十分に配慮してくれたし、終了後は各クラスで全身シャワーで洗い流してくれたので、大きな症状が出る子はいませんでしたが、やっぱり目や顔が腫れたり、首がかゆいという子どもたちもいました。

コロナ以前から「こどもの免疫が落ちている」「アレルギーが当たり前になった」と言われていますが、園の仕事をしていると、実際そういうことを日々実感します。

年々、必要な配慮が増える。必要になる。

私が子どものころは、公園で巣から落ちたハトやスズメの子どもを拾って親に隠れて友だちと育てたり、小学校には鳥小屋があり、うさぎやチャボがいて飼育係でフンの掃除などもしました。

小学5年の時は、クラスでうずらをつがいで飼って、週末は順番に家に連れて帰ったりもしたな~。

でも、今はそんな光景はなくなって。
今の子どもたちが、そんな鳥かごなんかに入ったら、一気にアレルギーが出たりするのかな?

子どもは経験の積み重ねだと思うから、免疫、ウィルスにも触れていないとだめだよ~と思うのです。

アルコールで消毒、空気清浄機やエアコンで除菌、「あれはキタナイ」「これは触っちゃだめ!」と、言われて育っているからなぁ~。

検査値=アレルギー、アレルギー=触ったらだめ!とは思わないし、アレルギーについても理解しているし、そんな簡単なことではないことも承知しているけど、子どもたちは日々は過度に制限されて、でも時により、その日の保護者の考えによりで、触って良かったり悪かったり。

全園児が楽しく参加できたことはとても嬉しいことですが、「参加させたいイベント」には、アレルギーの診断が出ていても「大丈夫」なのね?と思ってしまう一日でした。

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